初心者プログラマー向け 作りたい作品がないときは
プログラミングを勉強するにあたって、アプリなどの作品を作ることは大きな経験値になります。しかし、何を作ればいいかわからない、または、作りたい作品が思い浮かばない、ということもあります。今回の記事では、作りたい作品がないときの対処方法を紹介します。
既存のアプリ・サービスを参考にする
模倣は有効な上達法です。普段使っているアプリや、好きなゲームを参考に、似たような作品を作ってみましょう。もちろん、いきなりすべての機能を自分で作ることは難しいです。例えばSNSなら、まずは投稿機能だけ作ってみる、など、マネできそうなところや、中心となるコア機能だけ作ってみるのがおすすめです。マネして作っているうちに、自分なりのアレンジアイデアが浮かんだら、どんどん盛り込んでみましょう。そうなれば、あなたの個性が発揮された作品にいつの間にかなってきます。
他人が作った作品を調べてみる
アプリストアや、作品投稿サービスなどで、他の人が作った作品を見てみましょう。自分では思いつかなかったアイデアを発見できます。練習用にそのままマネしてみたり、自分だったらこうする、というアイデアをもとに作ってみたりできます。また、どういう作品をいいな、と思うかで、自分の作りたい方向が見えてきます。逆に、この作品はここが惜しいな、と思うポイントがあれば、自分が作るときの反面教師にもなります。
教材や書籍を参考にする
プログラミングの教材や書籍には、作例や、サンプル作品の作り方が含まれるものもあります。作り方は、教材内で教えられている内容でできているので、わからない部分があれば確認できます。言語や環境のバージョンによってはそのまま使えないこともありますが、基本的にはサンプルコードを書き写していけば作品ができあがります。作った作品にアレンジを加えるのもよし、身につけた技術で新しい作品にチャレンジするのもよしです。
プログラミングの学習コミュニティに参加する
同じように学習している人々のグループに参加して、アドバイスをもらう方法もあります。あたなと同じ悩みを抱えている人、悩みを解決した人とコミュニケーションをとることで、解決策が見つかるかもしれません。また、交流を通じて、ほかの人からアドバイスをもらったり、自分の中からアイデアが浮かぶこともあります。
まとめ
楽しく学べることが、プログラミング学習を続ける上で大切です。自分の興味・関心を大切にしながら、周りに目を向けて、刺激を受けて学習を続けましょう。